編集、デザイン、写真、メディア運営……クリエイティブの視点からコンテンツを提供する スタジオダンク


【ワーキングマザーのタスク管理術】スケジュール帳で家族とつながる

2019年11月1日
コラム
*Naomi*

〜始まりの秋! 新しい手帳、新しい目標〜

今年の夏は、梅雨明けも遅くて台風が多かったせいか、すごく短く感じました。

「夏の扉」を開けたと思ったら、気づけば「風は秋色」になってしまった……。4月にスタジオに入社してスタジオポルトに配属されてから、約半年が過ぎました。

今年もあと約2か月なんて信じられないスピードの毎日ですが、年内に済ますべき大事なことを忘れまいと、スケジュール帳に書き込もうとしたら……あれ? もう12月でページがない!ということで、私は早速スケジュール帳を買いに出かけました。

文房具売り場に行くと、店内の一角に2020年度のスケジュール帳がきれいにレイアウトされていた。このコーナーを毎年目にする度、今年も着実に年末が近づいていることを感じています。

私はスケジュール帳を選ぶこの時期がとても好きです。私にとって、「スケジュール帳=来年度の目標、夢」。来年度はどんな手帳にしよう、どんな年にしようかと考えながら選んでいるとワクワクしてきます。

そして、手帳を新調すると次年度の目標を立ててみたくなりますよね。

今年は何を頑張ろうか。まあ、実現できるできないかは別として、これからの自分に希望を持てるもの。そう、何事も前向きにいかなきゃ!

今年もさまざまな種類の手帳が並んでいます。そして、キャラクターモノに弱い私はそればかりに目を奪われてしまいます。大好きなアリス、プーさん……やっぱりかわいい!見ているだけで楽しくなって、つい長居してしまいますね。「バッグにもスリムですっきり収まる」うん、これ大事です。

 

〜みんなのスケジュールを把握する、ということ〜

やはりすごく気になるのは「ファミリー・ママダイアリー」コーナーです。私は、中1と小3の男の子を持つママ。もちろん自分だけでなく、子どもたちのスケジュールも管理しないといけません。これは子を持つ親なら誰しも同じ。昨年度までは2人とも同じ小学生だったので、学年が違うだけで学校行事も把握しやすかったのですが……。

今年度からは長男は中学校で部活にも入り、塾にも行くようになって毎日の予定が実に目まぐるしい。

私「朝練は?」

長男「たぶんある」

私「何時から?」

長男「◯時だったと思う」

バリバリ反抗期なくせに、自分ではほぼ予定を把握できていない、まだまだ手のかかる心配な中学1年生。

そして小学3年生の次男もかなりの強者。時計を見て行動できない、学校の予定を聞いても「わからない」「忘れた」。しつこく聞くと「うるさい!」と暴れ出す始末。仕方なく毎日ランドセルを開けては連絡帳、手紙もろもろをチェックするのが私の日課です。

それぞれ習い事も増えたため、急な変更予定や振替日などがあれば忘れぬうちにメモメモ! そこへ寝る前になって、次々と予定の話をしてくる自由な二人。

「ママー、明日習字だけどなんで筆がガチガチなの?」(洗ってくれー!)

「明日社会科見学でお弁当だって」(入れるおかずないけど……)

「今日着たユニホーム明日の試合で使うから洗っといて」(なぜ今頃……?)

「明後日は駅に6時半集合らしいから……」(自分で起きてくれー!)

どうでもいいけど……

「はやく言えーー!!!」

何があろうとも、負けずに書いて控える私。

放っておくと、いつの間にかに増えてしまう小学校と中学校から手紙……。週始め、月始めはもっと多く、受けとったときには、締め切りが過ぎているのもあるくらい(汗)。

とりあえず蛍光ペンで、大事な箇所をマーキングします。こうしておけば、あとで手帳に写しやすいのです。

〜1ヶ月の予定を整理、記帳する〜

スケジュールはとにかく書き込むのが私のやり方。私の場合子どもの予定を先に記入します。保護者が参加すべき行事や、お弁当などの準備が必要なもの、習い事や部活の日時の把握を何よりも優先したいためです。これを1ヶ月分埋めることで、自分の動きの見通しがつき、心の余裕ができます。

それから、自分の主要な予定を埋めていく。なんとなくの気分で書いた簡単な日記も、後々読み返すと楽しい。

手帳に記入後は、わが家のカレンダーにも転記。一緒に住む両親に自分や子どもの外出、特にお迎え等お願いしたいものを優先に、それぞれの予定を色別にします。

予定が重なるとごちゃごちゃして見づらくなりますが、そこは許してください……。変更事項も即記入。大変ですが、必要な情報を事前に整理することは仕事も一緒です。

〜オススメの手帳は「ファミリー・ママ向け」〜

今のごちゃごちゃ感を解消するために、結局私は「ファミリー・ママ向け」の手帳を選んでみました。

みんなの予定が見開きでチェックできる家族カレンダー付きなのです。

買ってすぐ使いたかったのに、12月始まりだったのが残念……。

開きやすいインディックスも付いています。

ある日、食いしん坊次男が、嬉しそうに「見てー」と何やら持ってきました。お、これは買ってあげたスケジュール帳ではないですか。最近手帳に興味津々だったので、買ってあげたのですが、まさか予定を記入してくるとは!?

どうやら彼の頭の中は、 2020年度も食べることでいっぱいらしい……。

皆さんは自分のスケジュール整理、どうしてますか? スマホで管理も今どきだけど、私は断然手帳に「書く」派。

書くことで、しっかり頭にも入っていく気がします。そして何より、手元に残ることで、いつでも開いて振り返ることができます。振り返ることで、次の目標も立てやすい。

私にとって、手帳は大切な思い出のコレクション。これからも、ずっとずっと積み重ねていきたいと思います。

*Naomi*
マイク握れば歌って踊れる編集者、ペンを握ればイラストも描ける編集者。元幼稚園教諭・保育士、80年代アイドル好きの二児の母。尊敬する人は松田聖子。