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【簡単おつまみ】【自宅飲み】外食ばかりだった社長がコロナ禍は自炊で本気出してみました

2020年12月11日
コラム
栗田 さつき

今年は春からコロナウイルスで自粛を余儀なくされ、慣れない自宅勤務になったり打ち合わせや撮影など仕事が制限されたりと、不安は今も続いています。

幸いなことに、これまでダンクグループから感染者が一人も出ていません。一人ひとりが感染予防にきちんと取り組んでくれたおかげ。みんなに感謝です。

コロナ禍で大変な一年でしたが、個人の生活でも変化がありました。私にとっては食事が大変でした。これまで外食が多かった生活が、コロナによってほぼ毎日自炊になりました。

以前、社員のある人に「栗田さんは料理をするのですか?」と言われたことがあります。「何をおっしゃる!」プンプンという思いですが、確かにお酒を飲んでいる印象が強く、料理を作るイメージとは程遠いかもしれません。そう言われたことを思い出し、今年最後のブログは私のイメージが変わることを願って、自炊メニューを披露しようと思います。

<その①ぬか漬け>

毎週土曜日、運動不足解消のためにジムに通っています(現在はコロナのためお休み中)。そこを終えるとちょうどお昼時間で、近くの蕎麦屋でビールと蕎麦をいただくのが楽しみ。ここでのもう一つの楽しみは、奥さんが作るぬか漬け。ほのかな酸味と野菜の旨味が癖になる美味しさ。このぬか漬けの味に刺激され、私もチャレンジしました。私のぬか漬けはまだ納得できる味ではありませんが、「ずっと漬けていくと味が慣れてきてどんどん美味しくなるわよ」と奥さんが励ましてくれます。

<その②紅白なます>

大根と人参を使ったなますはお正月などおめでたいときの定番料理ですが、私は普段からなますをたくさん作ってサラダ感覚で食べています。爽やかな酸味がさっぱりした口当たりで、箸休めにぴったり。日本酒とも良く合います。

なますは作るのも楽しい料理です。千切りは包丁の動きと音がリズミカルで心地よく、つい調子に乗ってたくさん切ってしまいます。おかげで一度の調理でいつも大量のなますができてしまうのです。

<その③ちりめん山椒>

初夏にスーパーに並ぶ実山椒を、出回る時期を見逃さず購入。実山椒の小枝を切り落とし、さっと茹でて水に晒し小分けにして冷凍保存しておきます。こうして保存しておくといつでも好きなときに「ちりめん山椒」が作れます。鍋に実山椒とちりめんじゃこを入れ、醤油とみりん、酒で煮詰めるだけ、あっという間に出来上がります。お酒のあてに最高。また熱々のご飯にのっけて食べても美味しいのです。

<その④谷中生姜とみょうがの甘酢漬け>

夏のおつまみの定番です。生姜のスッキリした辛さはビールとよく合います。生姜の根元を食べやすく切り分け、30秒ほど湯にくぐらせます。それを熱いうちに甘酢に漬け、冷蔵庫で30分ほど冷やし味をなじませて出来上がり。

みょうがは半分に切ってさっと茹で、甘酢に漬けます。私はみょうがの独特な香りと歯ざわりがとくに気に入っています。

<その⑤わけぎのぬた>

主人の母がよく作っていたという料理を、彼の記憶を頼りに私が再現したところ、とても美味しくできました。わけぎは茹でて一本ずつクルクル丸めて酢味噌をかけるだけ、とても簡単です。主人が大好きだったおつまみ、懐かしい思い出です。

<その⑥わかめの酢の物>

主人はふるさと徳島の鳴門わかめが自慢で、美味しく食べるにはわかめ(塩蔵)の戻し方にコツがあると言いました。彼の戻し方は独特で、水をためたボールの中で、わかめが海の中で漂うようにゆらゆらと揺らしながら戻します。この優しい戻し方が美味しくなる秘訣なのだそう。今では私もその戻し方でわかめの酢の物を作っています。

まだまだ自慢したい料理はいっぱいありますが、長すぎてしまうのでここらへんでお終い。どれも簡単ですので、作りたい方にはいつでも伝授いたしますわよ。

栗田

栗田 さつき
編集一筋、だいたい30年(微妙なお年頃なので)。楽しい情報をいっぱいお届けします。