昨年末にふと思い立って、浅草にある手相占いに行きました。
占ってもらった内容は、自分の人生がこれからどうなっていくのか。それ以外で特に悩んでいることもなかったので、消去法でそうなりました。
私の手は大きくはないけれど厚みがあって、小さいころから「クリームパンみたいね」と家族に言われるほど。そんな私の手ですが、手相なんてみんな同じだろうと思っていたので、どんなふうに言いくるめられるのかと若干斜に構えていました。
結論から言うと、私は「90歳まで生きる」「26歳か30歳頃に結婚相手が現れる」「2022年の2月までは最高の運気」といった内容でした。
あと65年ほど生きなくてはならないと思うとその果てしなさに辟易しましたし、結婚だってそのくらいが世間一般的には適齢期でしょうし、最高の運気は2月(今月!泣)で打ち止めか……なんて卑屈になっているその時でした。
「金運はあるのに、細かい支払いをする癖がある。ちゃんとお金の管理をしたほうが良い」
図星とはこのことか。
例1)推しの情報解禁のたびに、グッズやDVD、チケットを買ってしまう。
例2)好きなブランドの新作コスメや洋服が出ると買ってしまう。
例3)毎月ネイルを変えたいし、2カ月に一度は美容院にも行きたい。
例4)本屋に行くと決めた日は、上限額を決めないと際限なく買ってしまう。
……などなど、私の散財癖をピシャリと言い当てられたような気がしました。
今月の生活費がない!とならないように、予備の貯蓄は別でしていますが、それでもこんな散財をしていたら毎月の収支はギリギリ…。
そんな私が制作したのが「貯金0円からの投資入門(朝日新聞出版)」という本です。
“投資”と聞くと、なかなか一歩踏み出せない人が多いはずです。それもそのはず、お金に関する教育が充実していなかったので、そもそも親しみがないのです。
(今年度から、学習指導要領の中に「金融教育」が盛り込まれ、高校の家庭科の授業で資産形成についての教育がスタートするそうです。やった~!)
・投資を始められるほどお金を持っていない。
・投資に挑戦したいけれど、損はしたくない。でも何から勉強すればいいのかわからない。
・とりあえずNISAとかiDeCo、ふるさと納税から始めようかな。……でも違いを説明してっていわれたら難しい。
・お金の本は挫折しがちで読み切ったことがない。
そんなアナタにぴったりのこの1冊。
学生から社会人になり、自分でお金を稼ぐようになってから初めて気づく「お金がある」ことのありがたみ。そしてお金を「上手にやりくりする」ことの難しさ。
現状維持より現状打破、散財ではなく投資という形で生活を豊かにしていきませんか。
(本書は発売から2週間で重版出来! 自分へのご褒美にアイシャドウを買いました、散財~泣)