3月と4月に期待や不安を胸に2名の社員が入社しました。まずは不安を少しでも自信に変えられるように、また相手への思いやりや感謝の気持ちをもって、様々な人と気持ちよく円滑に仕事を進められるように社会人の基礎となるビジネスマナー研修を2回に分けて行いました。
≪1回目 ビジネスマナーの基本編≫
大きくは5つあります。
① 表情
コロナ禍でマスク着用の日常になりました。マスクで表情が半分以上隠れていても、相手の目をみて優しい笑顔を心がけると自然に打ち解けた関係性ができてきます。
② 態度
書類を差し出したり、物を受け取る時は両手で丁寧に行い、くれぐれもつき出すようなことがないように。相手を不快にさせる態度はマイナスのイメージを持たれてしまいます。自ら損を作り出すなんてしたくないですよね。
③ 挨拶
挨拶はコミュニケーションの一歩!職場での「おはようございます」「おつかれさまです」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」、出入りする業者の方にも「こんにちは」「ありがとうございます」、取引先の方には「お世話になっております」など自分から相手に聞こえる声で伝えると好印象につながります。相手からも心を開いてもらいやすくなり良好な人間関係が築けます。
④ 身だしなみ
プライベートで自分が楽しむおしゃれとは基本的に違います。清潔感のある機能的で状況や自分の立場にふさわしい装いを心がけましょう。
⑤ 言葉遣い
職場や社外での言葉遣いは、使い分ける必要があります。言葉1つで印象は変わるので慣れていきましょう。言葉遣いは心遣いとも言われます。
世代やバックグラウンドが異なる取引先や職場の仲間と一緒に仕事を進めていくためには、上記が基本になることが重要と伝えました。
≪2回目 ビジネスマナーの応用編≫
電話は、会社の顔です。最初に応対する人の印象で会社のイメージが決まることもあります。まずは迅速に2コールまでに出ます。
聞き間違えを防ぐため、正確に相手の会社名や氏名、内容は復唱してメモを取ります。取り次ぐ時も相手を待たせないように、電話を切る時も静かに受話器を置くよう丁寧を意識して応対しましょう。
お客様へのお茶を従来は湯呑茶碗で出していましたが、コロナ禍でペットボトルに変えました。胸の高さで持ち、ドアのノックは3回してから入室します。
出す順番は、入口からいちばん遠い上座からです。「失礼いたします」と一言添えたり、会話されている時は軽く会釈をして最後は入口にいちばん近い下座の人に出します。退室する時も、会話の邪魔にならないよう、お辞儀をしてから退室します。
名刺は自分の顔と所属する会社や立場を憶えてもらう重要な手段として使用します。自分と相手の1対1の場合や複数人の場合があります。順番は訪問した側が先に差し出します。両手で相手が見やすい向きで名乗り、一言挨拶を添えて差し出します。相手の名刺を受け取る時も、会釈をして「頂戴いたします」と言いながら両手で受け取ります。同時に差し出した場合は片手で受け取っても問題ありません。また、相手から受け取った名刺は打合せ中、名刺入れの上に乗せて大切に扱いましょう。
その他に、来訪時・訪問時の受付や、上座と下座の席順、報告・連絡・相談の必要性を伝えました。
今後は、「実践あるのみ」経験を積んで臨機応変に行動できるスタジオダンクグループの一員になってくれることを期待しています。