先日、豆腐本の編集をサポートするため、10年ぶり、いやもっとかな〜、
久しぶりに撮影に立ち会いました。
撮影の合間に料理家さんとのおしゃべりで、
「こんなに暑い日は冷奴にビールだね」と私が言ったら、
「冷奴のお豆腐は何を使う? 私はやっぱり絹かな〜」と料理家さん。
「え〜そうなの? 私は木綿が好き」
「いや〜、冷奴は喉越しツルリ!といきたいから、絶対、絹が美味しいよ〜、栗田さん田舎者だ〜」と言われ、
「そういえば奴を食べるとき、私は木綿派で、うちの人は絹派だったなあ」
東京で暮らして45年、生まれた山形の味はすっかり遠のいてしまったと思っていたのに、
なんと幼い頃に身についた習慣がずっと変わらず私の嗜好を支えていることにびっくり。
冷奴には木綿!とこだわっている訳ではないし、絹が嫌いという訳でもないのだが、
無意識に木綿を選んでいる、そのことが衝撃でした。
今回の撮影では、豆腐の新たなメニューにも出会いました。これなら私でもすぐに作れそう。
そう思って編集者の倣いでレシピを再現。
「豆腐とアボカドとパクチーのサラダ」です。
ナンプラー+レモンのドレッシングがとても新鮮。
レシピ通りに2人分作ったので量が多くなったけど、美味しくて完食。
ちなみに使用した豆腐は木綿、料理家さんのレシピどおりです。
すっかり食べ終わって、思ったこと。
「サラダにも木綿が美味しい、豆腐のサラダも木綿にしよう!」
そう確信を深めたしだいです。