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なにがでるかな

2022年11月9日
コラム
せきね

デザイン部のせきねです。

 

先日、池袋に映画を観に行った帰りに、

気になっていたブックカフェ梟書茶房に立ち寄りました。

オープン当初メディアで話題になっていたカフェですが、

今も入店待ちのお客さんが何組もいるくらい賑わっていました。

入り口の書棚に並んでいる本をながめながら待つのですが、

こちらの本は、本文はもちろん表紙カバーが見られないようになっていて

書名や著者も伏せられているのです。

1冊ずつお店の方による紹介文がつけられていて、

それだけをたよりに本を購入するシステムになっています。

普通の書店より少ない情報で、どんな本か想像しながら手に取るのは新鮮な体験でした。

 

席のガラステーブルにも本が置かれていて、どの席に案内されるかも楽しみのひとつ。

個人的にアタリ席に案内されてよかったですが、

違う本が読みたい場合は、店内の本を自由に読んでいいようです。

 

パウンドケーキと、このカフェに来たら注文してみたいと思っていた、

『本とコーヒーのセット』を注文しました。

シークレットブックとそれに合わせてブレンドされたコーヒーのセットです。

 

メニューに書かれた内容から想像するしかないので、

くじを引くときのような感覚で本を開きました。

書名・著者名は伏せますが、以前よく読んでいた著者の最近の作品だったので、

こちらも私にとってはアタリでした。

 

読書をするきっかけが欲しい人や

自分の選ぶ本にマンネリを感じている人には特におすすめのカフェでした。

できれば今度は空いている時間帯に行って、ゆったり満喫したいと思います。

せきね
デザイン部所属。仏の心を持ちたいけれど、残念ながら欲望に忠実な魚座。舞台を観ることが好き。