デザイン部の田山です。
2022年 グッドデザイン賞を受賞した『さかなかるた』をご存知でしょうか。
『さかななるた』は絵札の魚の表皮を「読んで」取る、かるたです。
最近発売された、淡水魚版と合わせて購入したのですが
コンセプトはもちろんのこと、用紙や印刷技術による表皮の再現度がかなり高く
細部まで妥協していない素晴らしい商品でした。
●さかなかるた公式HP
https://sakanakaruta.theshop.jp/
取り札と読み札に分かれています。
大きさは、一般的なかるたと同じで74mm×105mmほど
子供でも扱いやすいサイズ。
●取り札
オモテには、光を反射する魚の表皮が前面に印刷されています。
模様やウロコの凹凸感などは、特殊印刷の厚盛りやメタリックといわれる技術を施しているようです。
と書くと簡単に思われるかと思いますが…
魚の表皮の再現度(色味も!)が素晴らしいので、相当時間をかけて
試行錯誤を繰り返したんだろうなと感じました。
また、用紙はYUPOを使用しているため、
耐水性もあるのでお風呂で水に浮かべて遊んだりもできるとのこと。
子供が喜びそうな仕掛けです。
ウラには魚の名前、全体写真、情報や雑学が載っています。
●読み札
読む際の取り札のヒントと取り札の解答用写真が載っています。
『さかなかるた』と『さかなかるた 淡水魚編』は、海の生き物が好きすぎる親戚に贈りました。
印刷技術がたっぷり盛り込まれているのに、1セット 3,960円とお得感もあり
ちょっとした贈り物にも良いかと思います。
先日、親戚に『OCEAN LIFE 図鑑 海の生物』を贈ったので
かるたを手に取りつつ、図鑑を見比べながら
興味・知識の幅をどんどん広げていって欲しいと思います。
ちなみに、『海の生物』本はスミソニアン協会(世界最大の博物館群)と
ロンドン自然史博物館という超豪華ダブル監修の図鑑です。
子供向けの図鑑かと思いきや、そこはさすがの豪華監修
大人が読んでも知識欲が満たせる充実した内容となっています。
海の生物以外に、動物や植物、ミクロの世界も出ているので個人的に揃えたいです。