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寒中お見舞い申し上げます

2025年1月17日
コラム
栗田 さつき

ダンクグループでは1月6日から仕事がスタートしました。
仕事始めのこの日は浅草寺への参拝が恒例行事です。
社員みんなで浅草寺に出かけ、これからの一年の無事と商売繁盛をお祈りしました。

浅草寺入り口雷門の大提灯
浅草寺の隣にある浅草神社にもお詣り。三社祭はこの神社の例祭

 

年末年始は祈りの旅へ

私はここ3年ほど年末年始には神社仏閣を巡る旅に出かけています。

私自身のことや仕事のことを神仏にお縋りしながら、また、震災や豪雨災害の1日も早い復旧と世界で起こっている紛争や戦争の収束を願い、お祈りしてきました。

今年訪ねたのは伊勢・志摩方面。「伊勢神宮」「石神さん」と、愛知の「豊川稲荷」を参拝しました。

伊勢神宮は「一生に一度はお伊勢参り」と江戸時代から庶民が頼みとし憧れた場所。私は15年ぶり二度目のお詣りです。

玉砂利を踏みながら進む参道、社を守るように囲む深い森、15年前と全く変わらない景色が広がっています。

伊勢神宮の敷地は広大で、参道から見る景色もさまざま。大きな松がひときわ目をひきます

正月はお詣りする人が多く大変な混みようでしたが、意外にもざわついた喧騒感はなく、むしろ厳かな空気に包まれながら静かな心持ちで正宮へと進むことができました。

2000年もの歴史が巡ってもここだけは当時の佇まいのまま、そんな不思議な感覚を持ちました。心静かに手を合わせ、感謝と祈りを捧げました。

宇治橋を渡って長い参道の奥に、天照大御神を祀る正宮があります

石神さんは鳥羽の神明神社の境内にあり、御祭神は海神の娘「玉依比売命(たまよりひめのみこと)」。古くから鳥羽の海女たちの間で「女性の願いなら一つ叶えてくれる」と信仰されています。今や全国からたくさんの女性たちが想いを胸に秘めて訪れるそうです。私も祈願紙に願い事を一つ書き、願い箱に入れてお祈りをしてきました。

石神さんではストラップの小さなお守りを買いました

 

豊川稲荷は、伏見稲荷大社(京都)、笠間稲荷神社(茨城)と並ぶ人気のお稲荷さん。お稲荷さんというと神社をイメージしますが、ここは曹洞宗の禅寺「妙厳寺」。参拝のしかたは神社とお寺では違うので気をつけてお参りしました。

豊川稲荷の本殿では「おんしらばったにりうんそわか」と唱えて祈ります

本殿をお参りしたあと、幟に願い事を書いて霊狐塚の参道に立てかけてきました。

お稲荷さんといえば稲荷寿司。なんでもいなり寿司のルーツはこのお寺とか。参道に並ぶ茶屋で変わり稲荷寿司を食べて帰りました。

狐像が所狭しと並んでいます

今年の干支の蛇を祀る神社でパワーをもらおう!

伊勢・志摩の旅から東京に戻り、翌日に住まいの近くの氏神様「牛島神社」に出かけました。この神社には撫牛と呼ばれる石像が鎮座し、自分の体の悪いところと同じ場所を撫でると治るといわれています。私は毎年、頭の部分を撫でながら「もう少し知恵をー」と願掛けしています。

そこで、今年の干支である蛇を祀った神社はどこだろうとふと思い、調べてみました。日本各地に蛇をいわれとする神社やお寺がいくつもあり、東京にも次のようなところがありました。
◉蛇窪神社(大田区)
◉根津神社(文京区)
◉上野寛永寺(台東区)
◉江島杉山神社(墨田区)
◉三囲神社(墨田区)

私の家から比較的近い神社もありましたので、今年のパワースポットとして今週末にでも訪ねてみようと思っています。

令和7年は十干十二支では「乙巳(きのとみ)」にあたり、「成長と変革の年」といわれます。新しいことに挑戦したり変化に対して積極的に取り組んだりして努力を重ねることでご利益があるという、縁起の良い年のようです。

今年はダンクグループでは「挑戦の年」と位置づけ、一人ひとりが成長のために不断の努力をし、新しいことにも積極的に挑戦して変革のきっかけを掴みたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

 

栗田 さつき
編集一筋、だいたい30年(微妙なお年頃なので)。楽しい情報をいっぱいお届けします。